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2009年5月21日 (木)

虐げられてきた地方

秋田に転勤したのは2001年だった
ちょうど小泉政権が始まったときだった
「構造改革」「郵政民営化」など皆意味も良くわからず国民的支持を集めていた

しかし、地方に住んでいる人は苦しかった
かつて夏祭りで賑わった商店街はシャッター商店街と化し、多くの人が生活苦で自殺した

地方はずっと苦しかったのだ
今に始まったことじゃない

テレビで格差の問題が取り上げられることはあったが、市場原理主義のコメンテーターが
「緒外国に比べればマシだ」
「地方は努力が足りない」
「東京に出てこい」
など傲然と強者の論理を振りかざし、不満の声は握り潰されてきた


この点において、現大阪府知事である橋本氏や自民党の世耕氏を私は全く評価しない

今にして思えばこのときもマスメディアを使った世論誘導が行われていたのかもしれない

地方は虐げられ貧しかったので、当時地方在住の私は小泉のペテンに引っかからなかったが
郵政選挙で自民党は大圧勝してしまった

この時は、日本人はバカになってしまったのではないかと本気で思った

2007年の参議院選挙で民主党を中心とする野党が過半数の議席を獲得した

ようやく皆ペテンから覚めたのだ

そしてあと100日以内に総選挙が行われる

日本国民を欺き、不幸に導いてきた自公政権にNOを突き付け
絶望し斃れていった人たちの分まで、正義の鉄槌を下さなければならない

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