« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月

2009年6月30日 (火)

橋下徹は信用できない

大手メディアの中でもジミン色著しいフジサンケイグループ、フジテレビ・産経新聞は露骨であるが故に敵の意図を探るには適している

FNNニュースジャパンを見た限りでは、麻生首相による自爆解散は望んでいないように思われる
おそらくは偽装第三極を作り上げ、選挙後に自民党と連立させ、ジミン勢力の延命を図ることを模索しているようだ

キーパーソンは大阪府知事の橋下徹だが、私は彼を全く信用していない
信用してはいけない、危険人物と言ってもいい

彼は知事になる前、テレビのコメンテーターとして市場原理主義に迎合するかのようなスタンスを取っている
また、知事に就任してからの発言をみても
彼からは社会的弱者やマイノリティに対する配慮、思いやりが感じられない

民主党による新政権の理念からは掛け離れている

彼は今のところ中立であることを装っているが、発言の端々から自民党別働隊であることが窺い知れる

仮に今後、彼が民主党支持を表明したとしても
彼の人気だけ利用すればいい
支持を取り付けるために自らの政策を曲げることは全く不要だ
それで橋下が自民党支持に回るならそれでいい
既定路線に戻るだけの事で、何ら損失はない

民主党は彼のごとき人物の意志を政策に反映させるべきではない

あくまで民主党議員が練り上げたマニフェストを基幹に据えるべきだ

| | トラックバック (1)

2009年6月29日 (月)

何か出来ることをやるしかない

心ある有志の方々が立ち上がり、植草一秀さんへの支援を呼び掛けている
私も微力ながら、出来ることをやらなければならないと思っている

植草さんの上告が最高裁に棄却されたのが6月25日
23日に副島隆彦氏との共著『売国者たちの末路』が発売された事とは無縁ではないように思われる

それだけこの『売国者たちの末路』に著されている内容が、真実、日本という国を食い物にしている売国勢力の急所を突いている、ということになるのだろう

私ごときが軽薄な書評を差し挟むなどおこがましいが

ぜひ多くの人たちに読んでほしい
小泉竹中構造改革とは何だったのか
郵政民営化とは何だったのか
マスコミが報じない真実が『売国者たちの末路』に記されている

今度の総選挙は政権選択の選挙になる
それには、「小泉竹中構造改革」「郵政民営化」の総括が求められる
そのためにも祥伝社より発売された『売国者たちの末路』を、ぜひ読んでおくべきだ

私たち一人一人は発信力も影響力もたいしたことないが、全くの無力でもない
ほんの少しでもいいから何か出来ることを行動に移していくしかない

| | トラックバック (0)

2009年6月28日 (日)

上告棄却は不当

最高裁は植草一秀さんの上告を棄却した
非常に残念な結果になった

最近の裁判では「疑わしきは罰せず」の流れになっていたが
ここでも「無罪となる人」と「有罪となる人」の区別が行われたように感じる

西松事件でも、同じような金銭のやり取りがあったにもかかわらず
かたや強制捜査、逮捕され
かたや不起訴、お咎め無しである

政権にとっての脅威となる人間には推定無罪もなく厳罰が課せられる

ここは一体どこの後進国だろうか

早速、植草氏への低劣な個人攻撃をしている輩もいるようだが
これは他人事ではない
いつ我が身に降り懸かってくるかわからないことだ

植草氏は小泉竹中政権への批判的立場を一貫してとり続けたために陥れられたとの見方があり、
だとすれば彼が受けている責め苦は我々を代表して受けていることになる

政権交代を希求する民主党を中心とする野党支持者は西松事件での圧倒的報道リンチに曝された
そのときに、どれだけ植草氏のブログに救われたことだろう

今度は我々が植草氏を信じて支える番だろう

|

2009年6月25日 (木)

冤罪事件撲滅も改革の一つ

民主党の小沢一郎前代表に対する国策捜査、西松事件は日本の多くの問題点を浮かび上がらせた

それは検察、マスコミが中立公正な立場ではなく
そのときの政権の意向によって動くことが明らかになったこと
また、小沢前代表の「第7艦隊発言」の直後に強制捜査が行われたことを考えれば政権の背後にアメリカの影を感じざるを得ないこと

検察の不公正さやマスコミの偏向も酷いが
司法、裁判所も酷いことが広く知られるところとなった
日本では検察が起訴すると99%有罪になってしまう
これは検察と司法がほとんど癒着していることの表れではないか

足利事件でもDNA鑑定のやり直しを求めても裁判所に棄却され、17年にも渡って自由を奪われている

政権交代により、これまで溜まりに溜まった膿を掻き出さなくてはならない


検察、報道、司法など人間の自由と尊厳を奪い去る
冤罪事件、国策捜査が二度と起こらないような改革が必要だ

| | トラックバック (0)

2009年6月24日 (水)

自民党お笑い劇場

自民党は仮にも政権与党として真面目にやる気があるのだろうか

今日の国会での麻生首相の覇気の感じられない答弁を見て
麻生おろしはもはや既定路線ではないか
との印象を持った

麻生首相はかつて何度も総裁選に立候補して落選し、ようやく自民党総裁になれた人だ
総理総裁に対する思い入れは人一倍強いはずである

国会議員でもない、たけし軍団風情にあそこまでコケにされて怒らない方がおかしい

また、言うまでもなく静岡県知事選挙や東京都議選挙の真っ只中で戦闘モードに入っていてしかるべきなのに
全く気迫を感じなかった

このままでは東京都議選挙後に辞任に追い込まれるだろう

麻生首相は所信表明演説でケンカ腰の民主党批判を繰り広げておきながら、
解散総選挙から逃げまくり
そして解散権を行使すること無く退陣するとなれば、なんと惨めな最期であろうか

武部元幹事長や山本拓議員が、そのまんま東総裁を容認をするかのごとき発言をしていたが
自民党は本気でそんなことを考えているのだろうか

日本の内閣総理大臣とはそんなに軽いものではない

自民党はこの期に及んで政治を愚弄するのはやめろ

潔く負けて再起を図る方が賢明な選択ではないか

| | トラックバック (0)

自民党の末期的人材難

国民主導の政治改革への忌まわしき抵抗勢力、自由民主党は
所属国会議員に民主党批判マニュアルなるものを配布した
いわく「権力の二重構造の政党」というものだ

おそらく自民党別働隊の一人である橋下徹が、先日民主党の地方分権政策に対して「二重構造」と批判したことを受けてのものではないか

この二つの二重構造の意味は一致しないが、相手を陥れることによってのみ活路を見出だすジミン勢力にとっては関係ない

マスコミ受けの良い橋下徹に二重構造と言わせ
所属議員に街頭で二重構造と言わせる

何となく民主党は二重構造とのイメージ操作ができればよい、どうせそんなところだろう


それにしても自民党の人材難は末期的だ
そのまんま東とか橋下徹とかタレント上がりの人物に頼らざるを得ないとは

麻生おろしを実行したところで、一体誰がやるのか

首相に相応しい人物は誰もいない、それが現在の自民党だ

| | トラックバック (0)

2009年6月23日 (火)

郵政人事は対米隷属の象徴

日本郵政の西川社長の続投が決定したようだ

経団連の御手洗会長は
「一株式会社の人事を政争の具にすべきではない」
と発言したようだ

果たしてそうだろうか?

西川社長続投派は問題を矮小化しようとしている

この事件は総選挙の大きなテーマを内包しているのではないか

自公政権が2/3の議席を獲得した郵政民営化とは何だったのか

日本国の資産を米国資本に売り飛ばすのが目的なのではないかとの指摘があり
まず間違いないだろう

そしてそれを阻止しようとした鳩山総務省が罷免された

国民の大多数が鳩山総務省の行動に賛同していたにもかかわらず
自民党首脳部は国民の意志を裏切って鳩山総務省を切った

これは非常に深刻なことで
自民党政権下では日本国民と米国の意志が相反するとき

米国の意志が優先されることを表したのだ

日米同盟とは、自民党政権下では主人と奴隷のような関係になってしまっている

これは一株式会社の人事にとどまらない
日本という国の在り方を内包した問題ではないだろうか

| | トラックバック (0)

2009年6月21日 (日)

見限られた麻生?

ここ数日の報道を見ていると、どうも麻生首相はマスコミから見限られたのではないだろうか?

マスコミからすると、西松事件の共同正犯として
おそらくは相当の批判を浴びながら
内閣支持率上昇のため偏向報道を繰り返してきたのに、麻生首相は得意の迷走であっさりと西松事件以前の水準に戻してしまった

もう何をやっても無理、と諦めたのかもしれない

TBS系列「みのもんたのサタデーずばッと」とかいう番組では、手の平を反したように自民公明を追及し、最後には民主党野田幹事長代理を持ち上げる

気味の悪いほどの変節漢ぶりにア然としてしまった

政権交代を望む私としては複雑な心境だ
マスコミは勝馬に乗ろうとしているだけなのだろうか?

彼らは息を吐くようにウソをつくので、全く楽観はできない

政権交代を希求する私たちとしては、政権交代することの意義を訴えていくだけだ

| | トラックバック (1)

2009年6月19日 (金)

西松事件初公判

私は西松事件とは政治資金規正法違反ではなく、小沢一郎による政権交代を望まない勢力による
検察・マスメディアを使った政治弾圧、国策捜査だと確信している

そして、それは失敗したと思っている

原因は世論誘導機関としてのテレビ・新聞の大手マスコミの影響力低下と、それに伴いネットの存在が大きくなったためだ

テレビ・新聞による圧倒的な偏向報道の嵐の中で、ネットの情報が政権交代を希求する人々の寄り処となった

その中でも、自身も国策捜査の被害にあった植草一秀さんがマスコミに登場する御用言論人たちをことごとく論破してくれた

検察捜査に対しては政治資金規正法違反のエキスパートである郷原信郎さんが的確な指摘をしてくれた

この二人の勇気と正義感に私たちは救われた

御用言論人たちがいかなる詭弁を用いようとも、この二人には敵わなかった

私のような一般人は明らかな不正を目にして憤るが、それを論破できるだけの知識や情報を持っていない
専門知識、能力を正義感に基づいて行使してくれる知識人が必要だ
植草さん、郷原さん共にこれからも活躍してほしい


西松事件の初公判が開かれた
案の定、検察側はいかに小沢は悪質かというイメージ操作を目論んだ冒頭陳述を行った

検察からすれば、国策捜査の思惑から大きく外れ
多くの人から検察批判があがっていることも当然わかっているだろう

正義の検察という虚像が崩壊しつつある

それだけに自らの存在を賭けて、小沢一郎には悪者になってもらわなくてはならない

国沢被告は起訴事実を認めたが、どのような取り調べが行われたのか知る術もない

取り調べの可視化が急がれる

大久保秘書の容疑は収支報告書の虚偽記載だが、果たして司法は有罪判決を下すのだろうか

今後の裁判と報道を見守りたい

| | トラックバック (0)

2009年6月18日 (木)

党首討論第2ラウンド

党首討論第2ラウンド

私はリーダーとなる政治家には旗を立ててほしいと思っている
その理想を実現するために部下や役人が知恵を絞る

鳩山代表は縦の利権政治から横の絆を大切にする政治への転換を訴えた

とりわけ自殺の問題は深刻で、鳩山代表がこの問題に真剣に取り組んでいく姿勢が感じられた

「生活が苦しい」といって頭から油をかぶって火を点ける人間の気持ちを何人の政治家がわかっているだろうか
少なくとも竹中平蔵に連なる売国商人たちには解るまい

こういう弱っている人に手を差し延べようとする政治家が今の日本のリーダーになるべきだ

私は出身が岩手ということもあり、純然たる小沢支持者だが
民主党の代表に鳩山由紀夫が就任して良かったのかもしれない
小沢一郎の力は政治改革を断行するには必要だが、小沢一郎からは愛という言葉は出てこないだろう

民主党の理念を掲げるリーダーとして鳩山由紀夫が相応しい


対して、麻生首相にはいつもがっかりさせられる
役人の書いた答弁書を読めばそつなく答えられるだろう
だが、国民の聞きたいのは首相の心から出た言葉なのだ
どういう方向に導いていくのか、全く見えてこない

勝ち負け以前に土俵の上に立っていない

鳩山総務大臣の罷免に関しても、すでに鳩山元大臣が暴露しているように
首相が途中で裏切って下からハシゴを外したことが明らかになっている

どこかで聞いてきたような屁理屈を述べていたが
親を売るにも、恩人を売るにも理屈の付けようは有るものだ


民主党は鳩山代表をバックアップするべく一丸となっている姿勢が頼もしかった

自らの保身に走り、「麻生おろし」を合唱している自民党はもはや敵ではない

民主党は奇策を用いることなく真っ直ぐ進めばよい
自民党は下がるのみである

| | トラックバック (1)

2009年6月15日 (月)

地方選挙全勝へ向けて

千葉市長選挙で民主党推薦候補の熊谷氏が圧勝した

民主党鳩山代表が言う通り、勇気を持って立ち上がった千葉市民の行動が官僚主導政治を打破した

「悪徳ペンタゴン」の向こう脛にケリを入れてやったのだ

千葉市のみなさんの勇気と行動力にお祝いと敬意を表したい

一人一人の力は弱くても、みんなで立ち上がれば必ず世の中は変えられる

さいたまは勝った、千葉も立ち上がった
次は静岡県のみなさんが立ち上がる番だ


鳩山総務大臣の辞任劇を見ても解る通り、自民党政治では
正しいことを行っても、何かいびつな力で捩曲げられ
間違いを正そうとした方が逆に腹を切らされるという
不正義がまかり通ってしまう

静岡県のみなさんの勇気と行動力に期待したい

しかし、静岡県知事選挙では民主党系候補が分裂しているようだ
党本部、県連ともに「政権交代」という大義のために、分裂することなく有権者を導いていただきたい

| | トラックバック (0)

2009年6月12日 (金)

鳩山総務大臣辞任

鳩山総務省が辞任した

麻生首相は盟友の鳩山大臣と国民の声を裏切る決断をした

首相は判断を誤った

今、自民党が苦戦しているのは小泉竹中路線に対しての反感が強いからだ
自民党支持者の中にも麻生首相になって小泉竹中路線からの転向を期待していた人も多いのではないか

しかし、麻生首相は保身のために売国勢力の圧力に屈した
基本的に路線転向しないことが明らかになった

安心社会実現会議の看板が泣く

失望した自民党支持者も多いはずだ


鳩山大臣は辞任に際し、「今の政治は正しいことを行っても認められないことがある」と発言したが、これに集約されている

麻生首相は国会で「郵政民営化には反対だった」と発言した
これは本心だったのではないか

しかし、その後何者かに恫喝されたのか取引したのかわからないが西川社長の続投問題では一気にトーンダウンしてしまった

麻生首相も鳩山大臣も主権者である国民に選挙で選ばれた代表だ
その代表者よりも「何者か」の方が実際には力があって、首相や所轄大臣の判断が覆されてしまうのだ

もうこんな密室の中で何者かが暗躍するような政治は終わりにしよう

私たちの声が反映される政権を樹立して
政権内部に巣くった売国勢力を排除するしかない

| | トラックバック (1)

マスコミは共同正犯

報道ステーションに検察権威主義の権化堀田力が現れた

政治資金の問題を特集していたが
内容はともかくとして

テレビ朝日、朝日新聞の西松事件への現在の報道姿勢は
「俺は悪くない」
と言い訳しているように見えて実に醜悪だ

しかも報道ステーションは民主党第三者委員会の報告書にケチをつけ始めた

そこで共同正犯の一人である堀田力が小沢は悪質だから逮捕されたと

また始めやがった

だから小沢一郎の政治資金の何が他の議員と比べて悪質なのか
踏み越えてはいけない一線があるのなら、それはどこにあるのか

法務省も総務省も検察も誰も基準を示していない

何度も何度も「悪質」という言葉を繰り返す堀田力の悪質なコメントだった

テレビ朝日をはじめとする御用マスコミは政権交代が現実的になり
西松事件の共同正犯であることをごまかそうとしているが
卑劣な国策捜査の記憶は失われることはない

自浄力を示せないようなら粛清の対象とするべきだ

| | トラックバック (0)

北朝鮮制裁

自民党は総選挙の争点として外交、安全保障を前面に出したい考えのようだが

国民の本当の関心事から目を逸らさせるためにしか思えない

しかも、その「得意の」外交、安全保障でも果たして成果を挙げているのか疑わしい

国際社会の同意が得られない私戦のようなイラク戦争に自衛隊を派遣して金も貢いでアメリカに操を立てたのに
アメリカは北朝鮮のテロ支援国家指定解除してしまった

アメリカ隷属外交していたのに当のご主人様に裏切られた形だ

拉致被害者救出もその交渉すらできていない

日本の頭の上を飛び越えて行った北朝鮮のミサイル発射実験も
アメリカと中国で日本の頭の上で交渉されて決議ではなく議長声明にとどまった

これらは外交上の戦略ミスではないのか

北朝鮮へのアプローチの仕方もどんなに彼らを締め上げても中国やロシアとの連係が不十分なら尻抜けになってしまう

中国、韓国、ロシアとの友好を進めることが北朝鮮への圧力を強めることになるのではないか

先日、TBSラジオに蓮池透氏が出演していた
リスナーの一人が「彼らと話し合っても無駄だ。武力攻撃するしかない!」との意見があり、多くの人が同じ考えなのかと暗い気分になった

話し合っても無駄というのには賛同するが、イラクのように北朝鮮の現体制を武力で転覆させてもその後の統治をどうするのかというところまで道筋がついていないと
テロによる報復が始まり、その対象は当然日本も含まれるだろう

最悪の場合、報復合戦になり民族間の対立にもなり兼ねないのではないか

制裁は当然だが、北朝鮮が交渉のテーブルに着かざるを得ない環境を整えることが重要で
自民党政権がやっているのは選挙目的で強攻右派に迎合しているようにしか思えない

右派の方はよく中国人、韓国人など外国人に対してマイナスイメージのレッテル貼りをしているが
その考えが根底にあると日本の政治経済の戦略的選択肢を狭めてしまう

国益にならないから一度リセットした方がいいのではないか

|

2009年6月11日 (木)

第三者委員会報告書

政治資金問題の第三者委員会が報告書を提出した

各マスコミは自分たち自身の問題であるにもかかわらず
それには触れない報道に終始している

果たして自浄力に期待してよいのだろうか

民主党は政権交代を成し遂げた後、二度とこのような蛮行が繰り返されないようにしてほしい

取り調べ可視化に関しても自民党では不可能だ
彼らは検察・官僚に逆らえないし、逆らう気もない

足利事件のような長年に渡って自由を奪われた冤罪事件だけではない

実刑が課されない微罪であっても逮捕されるということによって社会的に信用を失い、当人にとって重大な損害が生じる

「悪徳ペンタゴン」の常套手段となっている国策捜査を二度と出来ないような制度にしてほしい

社会正義のためにも自民党政権にはご退場いただきたい

| | トラックバック (0)

2009年6月 9日 (火)

マスコミは提灯持ちか?

6月6日の朝日新聞「郵政社長人事」という社説には呆れてしまった

つまりは、
かんぽの宿売却で不適切な処理が行われ
法令順守や説明責任を果たす努力が足りないのは確かだが
明確に不正であるとの証拠は無い
民営化は始まったばかりだから大目に見てやれ
鳩山総務大臣が許認可権限を行使するのは横暴だ
ということらしい

誰かの言葉を借りれば

笑っちゃうくらい呆れてしまう

西松事件で、あれだけ説明責任を問題にして小沢一郎の辞任を誘導していた天下の朝日新聞社の社説とも思えない


おそらくは経営サイドの意向が働いていると思われる

新聞社といえども商売なわけだから
広告主やら大資本の意向には逆らいにくいだろうが

マスメディアは社会の公器なのだ
その矜持があるのなら朝日新聞社には自浄力を発揮してもらいたい

現時点では体制側や大資本の提灯持ちに成り下がっている

政治改革は政権交代を成し遂げることによって大きく前進するだろうが
マスコミには政治は口を出しにくい
自浄力を発揮してもらうしかない

得意の世論調査で
政治家とマスコミのどっちが信用できないか?
というのをやってみれば良い
結構いい勝負するんじゃないだろうか

| | トラックバック (0)

2009年6月 8日 (月)

日本に笑顔を取り戻すために

いよいよ総選挙が迫ってきた
自公政権により虐げられてきた地方在住者、労働者は積年の恨みを晴らすべく今こそ立ち上がるべきだ

自公政権は郵政社長人事の迷走を見ても完全に統治能力を失っており、人材も枯渇している

まして、野党第一党の党首を国策捜査で陥れるような卑劣漢たちには将来を托すことなどできない

有権者一人一人がこの国難のときに政治改革を成し遂げる原動力なのだ

一人一人が立ち上がれば必ず変わる


今の日本は、皆追い詰められたような閉塞感の中で笑顔が失われてしまった

民主党政権になって全てが上手くいくなどとは思っていない
しかし、新しい日本を作るため
日本人の失われた幸せを取り戻す第一歩として政権交代が必要だ

これは永田町の政治家の戦いではない
私たち一人一人の絶対に負けられない戦いなのだ

| | トラックバック (0)

2009年6月 6日 (土)

自民党軟体公約PT

「対案を示せ病」の自民党がようやく選挙公約策定PTなるものを発足させたようだ

どんなメンツかと思えば

石原伸晃幹事長代理
菅義偉選挙対策副委員長
園田博之政調会長代理
船田元総務会長代理

肩書だけは長い代理クラスばかりだ

この人たちは優秀であるとは思うのだが、仮に思い切った公約をぶち上げても
党内の反対勢力を抑え切るだけの力は無いだろう

今回たった二人しか該当しない世襲制限すら骨抜きにされている状態では何も期待できない

自民党の良くないところは
仮に改革を掲げる人が現れても各方面との利権やしがらみが強すぎて結局は骨抜き案になってしまうところだ
それをまやかしの詭弁で取り繕う

いつものパターンだ

自民党がいかなる公約を掲げようとも、骨抜きの軟体マニフェストになるのは火を見るより明らかだ


民主党には官僚主導から政治主導への転換という錦の御旗がある

その前ではいかなる偽装CHANGEも光を放つことはないだろう

| | トラックバック (0)

2009年6月 5日 (金)

日本郵政人事

日本郵政の西川社長の去就を巡って鳩山総務大臣が窮地に立たされている

麻生首相の決断が注目される

どうやら首相は何者かに恫喝されたのか取引したのか知らないが「郵政民営化には反対だった」と国会で答弁したときから180度態度を変えたようだ

鳩山総務大臣は麻生首相の腹心ではないのか?

中川財務大臣や鴻池官房副長官の不祥事での辞任のときにも感じたが

首相は身内の不祥事に対して申し訳ないとか、残念とかいうより
自らの保身に走っているようにしか見えない

圧倒的に不公正なバッシングのなか
職に恋々とするものではないとして辞任を決断した小沢一郎代表代行や
それを矢面に立ってギリギリまで支え続けた鳩山新代表に比べると胆力の無さがどうしても目立ってしまう

首相は腹心であり総裁選でバックアップしてくれた鳩山総務省を今こそ支えるべきではないのか

自民党内で西川社長留任が多数派だとするなら
かんぽの宿売却に関する不透明な処理を自民党は是とするのか

自民党は国民不在の中で内輪揉めをするのではなく
即刻解散総選挙を行うべきだ

| | トラックバック (0)

2009年6月 2日 (火)

失敗した国策捜査③

植草一秀さんにはブログでご紹介いただき、本当にありがとうございます

しかも2001年の小沢一郎との対談までご案内してもらい感謝に絶えません

対談内容は、正に今問題となっている官僚主導の政治の改革の必要性を訴えるもので
皆が小泉政治に狂騒するなかで正確にその問題点を指摘している
その慧眼には舌を巻くばかりだ

お二人には真実が見えていたのだ

私たちが、のほほんと日々を過ごしている中でもずっと戦ってこられたのだ

私たちが、平和ボケせず早くから問題意識を持っていたなら
植草さんが名誉を傷付けられることも
自公政権の横暴を生み出す土壌となった郵政選挙の2/3もなかった

私たちは、二度と過ちを繰り返してはならない


さて、国策捜査と言われている西松事件は現時点において大失敗したと考えるが

その最大の理由は、自公政権が道義的信頼を失ってしまったことだ

現在捜査されている障害者団体を装った郵便不正事件も第二の西松か?という声がいろんなところから挙がっている

正にそれが問題で、多くの人が政権側の思惑が働いているのではないかと疑っている

景気対策がどうだとか、社会保障がどうだとかいう以前に
自公政権は道義的に信用を失っているのだ

もはや自公政権に政権担当能力は無いと言ってもよい

一刻も早く解散総選挙を行い、政権を明け渡すべきだ

| | トラックバック (0)

2009年6月 1日 (月)

失敗した国策捜査②

民主党の小沢元代表を失脚に追い込み、政権交代を阻止しようとした西松事件は大失敗した

一つは民主党の体制がより強化されたこと

もう一つは植草一秀さんの主張が正しいと証明されたこと

植草さんは自身のブログでかねてから
政・官・業・外・電の利権構造を悪徳ペンタゴンとして糾弾してこられた

私のような半信半疑でいた暗愚な人間も西松事件を目の当たりにして
植草さんの主張が真実であることに気付かされた

テレビや新聞の大手マスコミの報道に疑問を持った多くの人がネットに情報・言論を求めている

そんな中で、植草さんのブログの影響力は計り知れない

テレビ、新聞が偏向報道する中で政権交代を希求していた人たちを支えていたのがネットの情報であり
植草一秀さんのブログだった

「悪徳ペンタゴン」が危険視し政治的、社会的に抹殺しようとした
政界の小沢一郎と言論の植草一秀

この二人の影響力が西松事件の国策捜査によって逆に強化された

再び何らかの謀略が二人に対して仕掛けられてくるかもしれないが、多くの人が真実を知った今
同じ手は二度と通用しない

通用させない

来たる総選挙で政権交代を成し遂げ、新政権により謀略の真相を究明してほしい

願わくは植草一秀さんの名誉が回復され、しかるべき地位でその能力を発揮してもらいたい

| | トラックバック (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »