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2009年7月

2009年7月30日 (木)

東京8区

週刊誌などでは選挙予想がいろいろ出ている

自民党幹事長経験者の武部氏や中川氏の劣勢が報じられ、閣僚である与謝野氏も落選の危機にあるようだ

しかし注目すべきは東京8区だと思う
東京8区は自民党の石原伸晃氏に社民党の保坂展人氏が挑む

武部氏や中川氏のようなビッグネームを蹴落とせば
それはそれで時代の変革を象徴するだろうが、所詮彼らは終わった人たちである

しかし東京8区の二人は違う
どちらも新政権の重要な位置を占めるであろう
両陣営のエース対決と言ってもいいかもしれない

保坂氏は最近、かんぽの宿不正売却疑惑追及、裁判員制度、児童ポルノ法案などでつねに一般市民の目線から問題に取り組んでこられた

自らの意見をまくし立てるのではなく、参考人やゲストの主張を上手く引き出すバランスの取れた議論ができる方である

保坂氏は民主党が社民党と連立政権を組む上で欠かせない人物だと思う

民主党は全戦力を注力して石原伸晃を打倒し保坂展人氏を勝利に導いてほしい

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2009年7月28日 (火)

地方人こそ立ち上がれ

私の反自公の原動力は、格差社会・地方切り捨て・国策捜査などへの怒り、怨念である

だから、理性の部分では自民党には立ち直ってもらい2大政党制になるのが良いのかと漠然と考えているが、それを上回る怨念がジミンを根絶やしにせよと言っている

2001年に小泉氏が「自民党をぶっ壊す」といって首相になった
すると、みるみるうちに地方経済は悪化していった
緊縮財政で地方に流れる金の蛇口が閉められた

財政政策が善とか悪とかで評価されるものではないかもしれない
しかし、何か他に方法は無かったのだろうか

地方は文字通り、切り捨てられた

私は今、さいたまで働いている
たまに故郷に戻ることがある
岩手のちっぽけな港町だ

街は夕方の7時になれば真っ暗になる
児童生徒は少なく、かつて夏祭りになれば少年団で太鼓を叩いたり、グランドで野球大会が催されたりした活気も失われている

現状では地方で生活することは困難である

このままでは地方の経済だけでなく文化も死に絶えてしまいかねない

民主党に政権交代したからといって金が湧いてくるわけはないし、地方が救われるとは限らない

民主党の訴える地方主権というのが果たして成功するかどうかわからない

しかし今のままでは確実に地方は滅びてしまう
民主党政権にかけてみる価値は大いにある

郵政選挙以前からずっと痛めつけられてきた地方は今こそ打倒自民に立ち上がるべきである

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不勉強への反省

植草一秀氏のブログに鬼頭栄美子弁護士が企業献金についての論考を3回にわたって寄稿しておられます

それによると企業献金はそもそも適法ですらない、とのことで
私は、よく考えもしないで「企業献金は悪いとは思わない」などと全く不勉強でした

やはり大企業優先の政治から脱却するためにも、企業献金廃止は必要でしょう

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2009年7月26日 (日)

恐るべき連座制

政治とカネの問題は大事なことだとは理解しているつもりでも

「政治とカネ」のフレーズが出てくると、いささかゲンナリしてしまう

どうせまた西松で小沢は悪質だとか、鳩山代表の故人献金がどうのとか始まるんだろ?というのもあるんだけども

そうなると民主側も当然、二階氏は?与謝野氏は?という話になって泥仕合になってしまい、一つも前に進まなくなるからだ


そこで、民主党は企業献金の廃止を訴えている

私自身は企業献金が悪いとは思ってはいないが、もう「政治とカネ」の泥仕合が繰り返されるのはたくさんなので、この問題に決着をつける意味で賛成である


政治とカネの問題に関しては公明党も政権公約に盛り込んできた

連座制、つまり会計責任者が虚偽記載したら監督すべき議員も公民権停止で議員を失職するという恐るべきものだ

西松事件の民主党第三者委員会では、総務省も法務省も寄附者を記載するのか資金拠出者を記載するのか明確な解答を示さなかった

結局は捜査機関が恣意的に検挙できる状態にあるということだ

このまま自公政権が続くことになれば、野党の有力議員は次々と議員辞職に追い込まれる危険性がある

もしそうなれば暗黒時代だ

しかも読売新聞はこの恐るべき公約に対して「前向きに検討していい」などと評価している

今回の総選挙は政権交代の最大のチャンスだが、逆にこれをモノにしないと生きてる間には二度とチャンスが巡ってこない可能性すらある

やはり絶対に負けられない総選挙なのは間違いない

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2009年7月25日 (土)

護憲は社民へ

民主党有利の情勢の中、政権選択というより民主党の政権政党としての信任投票の様相を呈してきた

乗り越えるハードルは低くはない
がんばれ民主党

さて、敵性勢力の常套手段として民主・社民・国民新党の連携を分断しようとすることは十分に有り得る

とくに、外交安全保障面で社民党との連立に揺さぶりをかけてくるだろう

私は社民党が連立に参画したのは英断だと思う

民主党の政策の中には護憲を党是とする社民党にとって受け入れ難いものも出てくるだろう

もしかすると護憲を第一とする支持者からの反発も考えられる

しかし、野党でどんなに正論を述べても政策に反映されなければ意味がない

政権に参加して社民党支持者の声を国政に反映させるべく、民主党との連立を決めたのだろう

社民党が受け入れられない政策には毅然として反対すればいいし、民主党もそれを以て連立解消などと言い出さないことだ

人権尊重の社民党の姿勢と人材は、民主党政権にも必要だからだ

自衛隊の海外派遣は、なし崩し的に拡大してきたが、そもそも憲法は今のままで良いのか
アメリカに国防を依存したままで良いのかという問題と向き合っていかなければならない

そのためにも護憲政党である社民党は埋没せずに頑張ってほしい
これは本心です

ちなみに、もう一つの護憲政党である共産党は西松事件の顛末を見ている限り、どうもうさん臭い
あやしい

護憲の人は社民党に投票するのが良いと思う

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2009年7月23日 (木)

ネガティブキャンペーンに負けるな

ジミン勢力は民主党のマニフェストにケチをつけることに活路を見出だそうとしている

例えば目玉政策の一つである子供手当に関して、一部の家庭で負担増になることを殊更に取り上げている

私自身、負担増になる対象になるが別に構わないと思っている
それで日本の超少子高齢化社会が改善されるなら
それは喜んで負担する

民主党は八方美人である必要はない

政策の目的をしっかりと訴えていけば良い

全ての人を満足させ得る政策など不可能に近い
政党として、どのような哲学に基づいてその政策を実行しようとしているのかを訴えていけば良いのだ

敵性勢力のネガティブキャンペーンに動じてはならない

民主党はチャレンジャーであると同時に、政権与党として堂々とした立ち振る舞いが試されることとなる

要求されるものは大きいが民主党の若くて優秀な候補者なら必ず乗り越えられる

応援しているぞ

がんばれ民主党

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2009年7月22日 (水)

植草一秀さんの実刑・収監に異議あり!

デモに参加します

そういえば、総選挙では最高裁判所の裁判官国民審査もありますね

これで現在の司法に対する有権者の意志を示すのも一つの方法でしょう

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2009年7月21日 (火)

がんばれ民主党

ついに衆議院が解散した

それぞれに様々な思いがあることとは思うが、細かいことは抜きにして

がんばれ民主党
がんばれ鳩山由紀夫

とエールを送ります

おそらくはこの40日間にもいろんな困難があることと思います

でも民主党はそれらの困難を乗り越えて下さい
私たち有権者があなたたちに托すように、私たちのことも信じて下さい

私たちはもう「バカな国民」ではありません
だから、誠実に困難に立ち向かえば必ず正しい評価をします

日本再生のために政権交代を成し遂げて下さい

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2009年7月19日 (日)

気を緩めてはならない

東京都議選の民主大圧勝は小選挙区制で争われる総選挙での自民党滅亡を示唆している

ジミン敗北が濃厚となる中で警戒しなくてはならないのはリバウンドである

つまり、このままだと自民党は滅亡してしまうから日本から保守政党が消えてしまいかねないという
ある意味、手心を加える意識が働くことである

このようなブレは各々が戒めなくてはならない

今度の総選挙は100%政権交代しなくてはならない
絶対に負けられない戦いなのだ

ジミン勢力の命脈を絶たねばならない

そうしなければ、いつまた復活し
公権力を使った政治弾圧を再開するかわからない

咎人に必要なのは懲罰である
それを忘れてはならない

都議選敗北を受けて石原伸晃氏は「自民党は日本で唯一の保守政党」と述べた
まるで保守政党だから潰さないでと哀願しているようにも見えたが

ヤンバルクイナやシーラカンスのような絶滅危惧種ならばともかく、あいにくジミンに対してはそのような慈悲の心は必要ない

まず、自民党が保守政党であると言えるのか?ということと
保守政党が必要であってもそれが自民党である必要はないということだ

もし日本に保守政党が必要ならば必ず政界再編が起こるだろう
それはその時に有権者が判断すればよい

最優先されるべきは腐敗した「悪徳ペンタゴン」政治を打倒し、国民主導での政府を樹立することである

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2009年7月18日 (土)

国替えはあるのか

結局、自民党内の泥仕合は何だったのか

選挙で負けそうだから、自分達で選んだ首相を降ろそうという人々と
職にしがみつく首相とのそれぞれの自己保身から繰り広げられた醜態だった

しかし、このような人達を選んだのは我々国民自身である

改めて思う
郵政選挙は間違っていたと

さて、自壊の道を突き進む自民党と連立を組む公明党は
先の東京都議選でも候補者全員を当選させるという組織の結束を誇っている

恐るべきは創価学会の戦闘力である、侮れない

そんな公明党の太田代表の東京12区への小沢一郎の国替えが取り沙汰されている

もし実現するとなれば、公明党との全面対決ということになる

リスクは大きい

まず、危ない橋を渡らずとも民主党が総選挙で勝利し多数派となれば、創価学会の要人の参考人招致を盾にして
生かさず殺さず公明党をおとなしくさせることは可能だろう

小沢一郎の政治生命を賭けずとも議会運営は有利に運べる公算が高い

損得勘定でいけばリスクが大きいだろう

私は小沢一郎支持者であるから、万が一にも負けてほしくはない

しかし、敢えてそういう戦いに挑む小沢一郎を見てみたい気もする

何よりもわかり易い

政教一致した公明党に疑問を持っている国民は少なくない
日本のタブーとなっているこの問題に対して民主党がどういうスタンスで取り組むのか、試される側面がある

結論は出ていない
小沢一郎自ら出馬するのか、サプライズ候補が飛び出すのか良い意味で興味深い問題だ

一つ言えるのは、私は小沢一郎を支持しているし、信じているということだ

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2009年7月16日 (木)

自民議員は職安に並べ

自民党は非正規労働者の大量解雇などの問題に対して、彼らが推進してきた製造業への派遣労働解禁の是非を問われると
「働く人の多様化に対応したものであり、労働者のニーズに応えた」
というのだ

つまり派遣労働になったのは自身の選択であり、派遣切りにあうのも自己責任というわけだ

さて、現在自民党内では武部勤氏や中川秀直氏が中心となり盛んに麻生おろしを仕掛けている

武部氏や中川氏に問いたい、あなた方は幹事長として小泉竹中の市場原理主義社会の推進に協力してきた立場の人間だ

自己責任という論理で格差社会形成に尽力してきた人間だろう

では、あなた方が今、落選の危機にあるのも
小泉竹中に協力し、最終的には麻生首相を担いだ自己責任であるはずだ

貧しい労働者には「自己責任」という冷たい大理石のような理屈を押し付けておきながら、自分達はそれをひっくり返そうというのか?

このままいけば多くの自民党議員が落選し、失職するだろう
それらの自民党議員は政治活動などせず、職安に並んで就職活動をするがいい

そうすれば少しは労働者の気持ちがわかるはずだ

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2009年7月14日 (火)

我先に逃げ出す自民幹部

自民党の古賀選挙対策委員長が辞意を表明
私には、自分だけ沈みかけた船から離脱しようとする自己保身に見える
おそらく自分の選挙に専念するためだろう

古賀氏の東国原を担ぎ出そうという破滅的なセンスの無さは貴重だっただけに残念だ
自民党史上最低の幹事長である細田博之氏とともに、もう少し民主党のために働いてほしかった

知事といえば、全国知事会は支持政党表明を見送ることになったようだ

橋下徹が音頭を取って知事会の支持政党表明が取り沙汰されていたが、自民党が地方分権政策を明示できない状態にあり
このままでは民主党支持をせざるを得ない状況になったため、自民党勢力の森田健作や東国原の腰が引けてしまった

それにしても橋下徹は地方分権に関しては民主支持も厭わない発言を示していた

やはり他の芸人知事とは一線を画する危険人物だ

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ついに解散総選挙がくる

麻生首相は7月21日解散を決断した
世間知らずなんじゃないかと思っていたが、この決断だけは民意に沿っている

ついに政権交代が手の届くところまできた


小泉竹中政権により日本はズタズタに切り刻まれた
「痛みをともなう」と尤もらしいことを言われ、いつか日本は良くなると信じていた国民は完全に騙された

気が付けば弱肉強食、勝ち組負け組の階級社会に日本は作り変えられていた

大企業は空前と言われるほどの利益を上げながら、一般国民はその恩恵にあずかれなかった

不公平ではないか?との疑問が呈されると自民党と御用エコノミストが「パイを増やすことが大事だ」とその不満は封殺されてきた

アメリカのバブルが弾け、世界同時不況が始まった
すると真っ先に切り捨てられたのは非正規労働者を中心にした一般国民の方だった
景気が良くても恩恵にあずかれず、不景気になれば切り捨てられる

我々は使い捨ての部品ではない


自暴自棄になった若者の凶悪犯罪、自殺も小泉竹中路線の負の遺産である

弱肉強食の価値観の中で、人は自らが「負け組」であることを悟ったときに、自らを無価値と思い、その認識に耐えられなくなるのではないか

小泉竹中は、日本人の礼儀正しく謙虚で思いやりのある
世界に誇れる美徳・精神をも破壊した

私は日本を破壊した小泉竹中を許せないのだ
そして、自らの利益のためにそれを是としてきた自民党を許せない

ついに審判の時がきた

8月30日の投票日まで民主党を中心とした改革派政党とその支持者は、全力で戦おう
あと一歩で新しい日本のスタートが切れる
そのときまで全力で戦おう

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2009年7月13日 (月)

首都決戦圧勝

東京都議会議員選挙、首都決戦は民主党が圧勝した
自民公明を過半数割れに追い込んだ

しかも一人区では6勝1敗
二人区では民主党候補が16勝0敗でトップ当選

中選挙区制ゆえにジミンを根絶やしには出来なかったが、最終決戦の総選挙では小選挙区制であることを考えれば
大圧勝といってよい

惨敗を喫したジミン勢力の石原伸晃氏は「自民党は唯一の保守政党」などと言っていたが
アメリカに逆らうこともできずに、日本を食い荒らすハゲタカ共に国民生活を差し出してきた連中が保守政党を僭称するなどとはおこがましい

保守とかリベラルとか、そういうのは売国勢力を排除した後にゆっくりと議論すればよい

まずは政権交代、国民への主権奪取が優先される

首都決戦を制し、売国勢力への包囲網は完成した
あと一歩で政権交代が成る

みんなで日本の歴史を変えよう

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2009年7月11日 (土)

民主党は植草一秀氏を招聘せよ

民主党は政権奪取後に国家戦略局、行政刷新会議を設立する構想を示した

国家戦略局とは、官民の優秀な人材を集結し、国家ビジョンや政治主導で予算の骨格などを策定する
予算編成機能を財務省から官邸に集中する首相直属の組織のようだ

民主党は新設する国家戦略局に植草一秀氏を招聘してはどうだろうか

鳩山次期総理は「友愛」を理念としている
見識・能力に秀でた人間は世にごまんといるだろうが
予算の策定にあたる人物は首相の掲げる理念を共有する人間でなくてはならない

植草氏は、その著書「知られざる真実」にて望ましい政治としていくつかの提言をしている
一部抜粋すると

『第一は弱者へのいたわりをすべての人が共有することだ。ハンディキャップは理不尽のひとつだ。生きるためにハンディを克服しなければならない。ハンディを負った人が生きる力を得る一助は、他者からの「愛」だと思う。人をいたわる、慈しむ心が、生きる活力を生むエネルギー源になる。』

友愛・博愛の理念を政策に反映させるにはうってつけの人物ではないか

来るべき民主党政権では財務省との闘争、出口の見えない世界同時不況など難問が山積している
日本の叡智を結集しなくてはならない

植草氏招聘へのハードルは高いようで、低いと考える

昨年来、民主党議員以上に政権交代のために戦ってきた植草氏は
民主党議員以上に頼りになる人材である

民主党は周囲の雑音に惑わされずに堂々と招聘するべきだ

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2009年7月10日 (金)

危険人物

自民党の劣化ぶりが著しい
もはや野党党首の悪口を言うしか能がないのか
しかも、東国原がごときを担ぎ出そうと画策する辺りが有権者を愚弄している

今まで自民党を支持してきた人達の意を汲んで、政権与党として堂々と最終決戦に挑むべきではないか

その場しのぎでタレント知事の人気に頼る姿は自民党支持層にどう映っているのだろうか

対して民主党にも不安な点はある
ネクスト総務省の原口氏は橋下大阪府知事を激賞していたが、私は心配だ

鳩山代表は橋下徹との連携に言及しているが、あくまで地方分権での彼の人気だけ利用するべきだ
「使って信じず」で良いと思う

東国原と違って橋下徹は利口でしたたかである
私は小沢一郎辞任の際の彼のコメントを聞いて、彼の政治的野心を感じた
非常に危険人物だ

民主党は一定の距離感を保って連携するべきだ
おそらく彼は将来、民主党の最大の敵となるからだ

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2009年7月 8日 (水)

下野の予行練習をする自民党

昨年来、総選挙が取り沙汰される中で
民主党有利、自民党不利の構図は変わっていない
福田総理が突然辞任したときには、自民党は堂々と戦って堂々と下野すればいい
そして公明党と手を切って信頼できる保守政党として出直せばいい、そう考えていた
今でも理性の部分ではそう思っているが、それには禊ぎをしてもらわねばならない

一つはいわゆる国策捜査に関してだ

自公政権は既得権維持のため卑劣な謀略を実行に移した
民主党の小沢一郎に対して西松事件という公権力・マスコミを使った政治弾圧を行った


政治目的で暴力を用いればテロになるが、「暴力」が「権力」になっているだけで国策捜査はテロと何ら変わるところがない

テロを行うのはテロリストであり、犯罪者集団・犯罪組織だ

まず自民公明政権、検察、マスコミはこの国策捜査という重大な疑惑に対して検証し、説明責任を果たす必要がある

自公政権は、国民から道義的信用を失っていることを深刻に受け止めるべきだ

自民党では民主党鳩山代表のいわゆる故人献金問題に対してPTを結成して追及しているようだが、自らの疑惑には頬かむりして野党の足を引っ張るしかやることがないのか
マニフェストも出てこない

公権力を使った政治弾圧に比べれば政治家個人の収支報告書の記載ミスなどはるかに小さい問題だ

もしかして気づいてないかもしれないので、一応指摘しておくと
今、自民党がやっているのは今まで散々バカにしてきた旧社会党と何も変わらない
かつて、野党は自民党のアラ探しをして自民党はビジョンを示す構図だったが、逆転している

地方選挙の結果を見ても明らかなように民意は政権交代である
自民党は無駄な抵抗は諦めて一刻も早い解散総選挙を行うべきだ

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2009年7月 6日 (月)

地方選挙全勝で本丸へ

静岡県知事選挙で野党連合の推薦する川勝平太氏が勝利した
分裂選挙で圧倒的不利な状況にもかかわらず、自公推薦候補を下したことは大きい

静岡県の方々は正しい選択をしてくれた

時代の潮流は、政権交代である

日本人が自らの意志によって新しい政権を樹立し
新しい日本を創り上げなければならない

アメリカの占領統治の代理人たる自民党の時代は終わりだ

終わらせるべきだ

日本人はアメリカ人の子分ではない

日本の誇りを取り戻すために
政権交代が絶対に必要だ

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2009年7月 4日 (土)

鳩山代表を信じる

「麻生おろし」と必ずセットで報じられる民主党鳩山代表の個人献金記載ミスだが
私がきな臭さを感じるのは、朝日新聞の報道から端を発している点だ

朝日新聞社のこれまでの論調を見てきた限りでは

政局においては、解散して信を問え→政権交代容認だが
郵政民営化に関しては、民営化バンザイ→西川社長続投支持なので

民主党政権は容認するが、鳩山内閣で郵政民営化が見直しになるのは困る、
というのは考え過ぎだろうか

日本の大手マスメディアは公正でいられる範囲では公正さを保っているが、「ある範囲」を超えると醜悪な世論誘導装置と化す

これは西松事件で完全に露呈した否定できない事実だ

政権交代は鳩山代表の下で成されるべきだ

私は鳩山総理誕生を希望する
それでこそ新しい日本が始まるだろう

もし訳のわからない鳩山おろしが始まったら徹底的に抵抗する

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2009年7月 3日 (金)

弱体化した自民党

マスコミは麻生首相の求心力低下をしきりに報じている
いわゆる「麻生おろし」は既定路線であるかのようだ

小沢一郎の西松のときは、それこそ受託収賄でも行われたかのような悪質なイメージ操作とともに、辞めろ辞めろの大合唱だった

対して麻生おろし報道は、自主的退陣もやむなし
という環境を整えているかのように見える
おそらくは余りボロクソにやると新総裁を担いだご祝儀相場にすら影響するからだろう

ただ、肝心の本人が総理の座に固執しているために
誰が首に鈴を付けるのかで手を焼いているように見える

少し気になるのは、マスコミは麻生退陣もやむなしという路線だが
自公支持・保守派の人たちが、麻生首相を支持するのか新総裁を選ぶのか
どちらを支持しているのか見えてこないところだ

西松で小沢一郎がやられたときは、民主党支持を明確にしている人ほど「小沢辞めるな」でむしろ結束していたように思う

この辺りにも自民党の弱体化を感じる

民主党及び野党支持者は、自民党のていたらくに構うことなく
鳩山代表を鉄の結束でバックアップするべきだ

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2009年7月 1日 (水)

国家の罠

朝日新聞は6月24日の社説で
『誤判は国家が犯す人権侵害の最たるものだ』
と表した


『国策捜査』を広く世に知らしめた佐藤優氏の上告が最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)に棄却され有罪が確定した

25日にも、やはり『国策捜査』という国家の暴力に曝された植草一秀氏が有罪とされた

これは総選挙を前にした御用言論人たちへの見せしめだろうか

私は今まで、日本という国に生まれて良かった
ロシアや中国じゃなくて良かったと、ずっと思っていた

日本は民主主義国で言論の自由が保障された開明的な国、そんな国に生まれて良かった
日本という国に誇りを持っていた

ところが、これは一体どういうことなのか

自分の国の政府、司法を信用できないなんて不幸ではないか

これはもう、国を修正するしかない

政権交代させて民主党に検察、司法改革させるしかない
そして重要なのは、私たち一人一人が改革を後押しし、監視を怠らないことだ
もし民主党がひよって改革の歩みを止めるようならケツを叩いてでもやらせなくてはならない、新政権の重要な課題だろう

しかし、その前に肝心なのは野党連合による総選挙の勝利である

必ず勝たなくてはならない我々自身の戦いだ

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