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2009年7月26日 (日)

恐るべき連座制

政治とカネの問題は大事なことだとは理解しているつもりでも

「政治とカネ」のフレーズが出てくると、いささかゲンナリしてしまう

どうせまた西松で小沢は悪質だとか、鳩山代表の故人献金がどうのとか始まるんだろ?というのもあるんだけども

そうなると民主側も当然、二階氏は?与謝野氏は?という話になって泥仕合になってしまい、一つも前に進まなくなるからだ


そこで、民主党は企業献金の廃止を訴えている

私自身は企業献金が悪いとは思ってはいないが、もう「政治とカネ」の泥仕合が繰り返されるのはたくさんなので、この問題に決着をつける意味で賛成である


政治とカネの問題に関しては公明党も政権公約に盛り込んできた

連座制、つまり会計責任者が虚偽記載したら監督すべき議員も公民権停止で議員を失職するという恐るべきものだ

西松事件の民主党第三者委員会では、総務省も法務省も寄附者を記載するのか資金拠出者を記載するのか明確な解答を示さなかった

結局は捜査機関が恣意的に検挙できる状態にあるということだ

このまま自公政権が続くことになれば、野党の有力議員は次々と議員辞職に追い込まれる危険性がある

もしそうなれば暗黒時代だ

しかも読売新聞はこの恐るべき公約に対して「前向きに検討していい」などと評価している

今回の総選挙は政権交代の最大のチャンスだが、逆にこれをモノにしないと生きてる間には二度とチャンスが巡ってこない可能性すらある

やはり絶対に負けられない総選挙なのは間違いない

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