昨年の3月から始まった東京地検の小沢一郎に対する執拗な攻撃は、小沢一郎の政治的失脚を意図したものであることは明白だが、その背景にあるものは何なのか?ということを考えてきた
その一つに
ひょっとすると東京地検の中枢にネット右翼思想の類がいて、そいつが主導しているのではないか?
というものがあった
薄々は感じつつも、まさかそんなことはないだろうという、「検察に対する最後の信頼」とでも言うべきようなものがあった
仮にも検察官は人を逮捕したり強制捜査したりするような強大な権限がある
そうあってほしくはない、という願望に近いものかもしれない
しかし、その「最後の信頼」は消し飛ぶこととなった
今週の週刊朝日の上杉隆氏の記事によれば
佐久間達哉特捜部長らは、毎晩のように「小沢を葬ることこそ日本社会に正義をもたらす最良の道だ」と言い合っているのだそうだ
これでは、まんまネット右翼の類ではないか
先頃、高崎駅で小沢一郎に「辞職しろ、山形帰れ」と詰め寄った馬鹿丸出しのネット右翼がいたようだが、本質的にはなんら変わるところがない
敵の本質が単なるバカだったというのは興ざめだが、バカであるがゆえに何をしてくるのか解らないという危険もある
義憤に燃えた右翼を装ったテロは十分に考えられる
勝ち目が無くなった最終局面で相手がリタイアしてくれれば東京地検とすれば助かるからだ
民主党は要人警護に万全を期してほしい
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